お久しぶりです☆

えと、半年以上も日記をほったらかしにしておりました。
最初は仕事忙しいなぁ。。から始まって、日記を書かないでいるうちに、日記の存在すら気にならなくなっていた。。というかw 別に「書かずにいられない」という訳でも無かったので。

この半年は、春から旅行三昧、山三昧で、正直、貯金に喰いこむほど旅行につぎ込んでいるワタクシ。。w
山行記録などは付けていたので、写真と一緒にぼちぼちとUPして行こうかと思います。

とりあえずは8月の北海道旅行をUP。こちらからどうぞ。

YS-11搭乗記 2日目

YS-11


福岡では観光も何もせず、「黒豚の角煮だけは食べようぜ」的晩ご飯のみの滞在に終わりました。今日は早起きして東京へとんぼ返りです。なんせワタクシ、午前半休しか取ってないモンですから、昼の1時半には会社に滑り込んでいなけりゃならない訳ですw


昨日よりお天気は回復していて、青空が綺麗な飛行機日和です。9時20分発高知行きに乗り込み、高知へ向かいます。日の光が差し込んで、機内は明るく、ダートエンジンの音が心地好く響いてきます。昨日より山も海も街もはっきり見えます。高知空港への着陸は、海側から田んぼの上をぐるっと旋回して北側から。ふと見下ろすと、真っ青な海に、機体の陰が映って追いかけてくるのが見えました。なんて綺麗なんでしょう。なんか、「空を飛んでいる」実感がする、そんな空の旅でした。
YS-11に乗ると、「搭乗証明書」なるものをくれるのですが、YS-11にちなんで、今日11日の搭乗は特別バージョンの証明書でした。
着陸して、名残惜しくシャッターを切ります。今日は青空をバックに撮ることが出来ました。
YS-11高知龍馬空港


すぐ30分後の飛行機で今度は羽田へ。友人は家へ帰るだけなので良いのですが、私はダッシュでモノレールに乗らねばならないので、できるだけ搭乗口に近い通路側の席にしてもらっていました。お昼は福岡空港で買った「空弁」。これってちなみに「そらべん」って読むんですね。最近まで「くうべん」だと思ってましたw
定刻よりも5分ほど早く羽田に着き、モノレールへダッシュ!予定より1本前に乗れたよー。ホント、今日がお天気悪くて飛行機遅れたりしてたらどうしようかと思った。。
めでたく1時半には自分の席でPC立ち上げることが出来ました。やっぱ、午前半休分以上に残業したけどねw


。。全く、あわただしい旅行はするもんじゃありませんw
でも、YS-11を体験することが出来て、ちょっと幸せでした。民間路線からは今月いっぱいで退役します。西日本、鹿児島や福岡辺りに行けそうな方、ぜひ最後の姿を見に行ってみてはいかがでしょうか。

YS-11搭乗記

ありがとう日本の翼


「今度はゆっくりとした旅行に行きたいですね」と書いたのもつかの間、またもやあわただしい旅行をしてまいりました。

発端は北海道旅行のちょっと前、ニコン仲間の1人から架かってきた電話でした。彼女はそこはかとなく鉄子さんでして、だんな様と一緒にローカル線やらSLの写真を撮りに行ったりしているのですが、その彼女が「ねぇ、YS-11乗りに行かない?」と言うのです。
YS-11、戦後日本の唯一の国産旅客機であります。というほどの知識しかないんですが、9月いっぱいで日本の民間旅客路線からは全て引退となる予定のこの飛行機に搭乗&撮影に行こうというお誘いです。何でも6月頃にだんなは一人で行ってきたらしく、彼女としてはどうしても行きたいらしい。や、レシプロ機は大好きですし、YS-11の乗り納めなら是非とも行きたいのですが、いかんせん西日本でしか就航してないし、となると旅費もかさみます。今年の夏は旅行三昧で、カシオペアにいっぱいお金使っちゃったし。。
すると彼女は悲しそうな声で「でもでも、カシオペアは来年も走ってるけど、YS-11はもう9月いっぱいで乗れなくなっちゃうんだよ?」と言うのです。その説得力にあるセリフに負けて、羽田発高知経由福岡往復ツアーに参加することに。9月10日(日)出発、11日(月)午前に帰り、羽田から会社に直行して午後仕事、というステキな旅程です☆


羽田を出て高地龍馬空港へフライト。窓から見える富士山が素晴らしい。でも雲は多くて、高知は雨の予報です。午前中に高知に着いて、半日ほど時間があるので、市内と高知城を観光しよう、という予定なのですが、お天気もつかしら?
10時半に高知へ着いた時は土砂降りの雨でした。うひゃー、なんか、雨の降り方が南国っぽいw 生暖かくて、大粒の雨がどしゃーっと落ちてくる感じ。折り返し11時発のYS-11を撮りたいんだけどな。。空港屋上の送迎デッキへ上がったものの、しばし雨宿り。それでも11時頃には小止みになってきて、カメラを構えることが出来そうです。デッキの金網の間にレンズの先をねじ込むようにしてアングルを見ます。飛行機を撮影するのは初めてですし、離着陸は流し撮りになるので、VRのニィニッパを持ってこようかと思ったんだけど、200mmではとても足りそうに無かったので、結局300mmレンズを持参、それでも滑走路の方へ振るとかなり辛い。
なによりプロペラ機の場合、手ブレ防止に高速でシャッターを切ると、プロペラが止まって写ってしまうのです。最速でも1/125秒くらい、プロペラの回転が円となって写るには1/60秒くらいのシャッタースピードで無いとダメなんだそうで、それを出発前にWebで知り、こりゃ大変だ、と思いました。シャッタースピードと露出を調整しながら何回かカメラを振って流し撮りのポジションをチェック。カメラを振るのは競馬の撮影で慣れてはいますが、シャッタースピードがこうも遅いと自信が無い。とにかく数打ちゃ当たる方式で連写するしかありません。(航空写真撮ってる人が読んだら笑うだろうな。。)


福岡行きYS-11は、定刻より大分遅れて、ゆっくりと滑走路の端へ向かって行きました。直前にANAのプロペラ機が離陸していきましたが、すんげー滑走距離が短いの。プロペラ機だとあんなモンなの?撮影場所をちょっと遠くに取り過ぎたかなぁ。。
別に何の合図があるわけでもなく、YS-11は突然滑走を始め、滑走路の1/3も行かないうちにふわりと機首が上がりました。1枚、2枚、3枚。。。連続シャッターを切りながら必死で機影を追いかけます。ジェット機と違って、機体の上昇がゆっくりです。高知龍馬空港は海に面しており、離陸したYS-11は真っ直ぐに海へ向かって飛び立っていきました。


うわー、難しいねぇ。。と友人と2人画像のチェック。離陸写真で一番良く取れてたのはこれ↓

まぁ、初めてにしては上出来かな?w


さて、バスで高知市内へ向かいます。結構湿気が上がってきて蒸し暑くなりました。はりまや橋で降りて、日曜市を見ながらぶらぶらと高知城へ歩きます。はりまや橋日本三大がっかり名所の一つだそうですが、先日、もう一つの札幌時計台も見てきたワタクシw あと一つは沖縄の守礼門だそうな。あの欄干が赤く塗られたはりまや橋は、なるほど、通りの隅にひっそりとあって、昔は下に水も無かったそうですが、今は公園のように整備されていて、小川が流れています。現在のはりまや橋は石造りの欄干が立派な橋で、片側2車線道路+路面電車が走る、市内の中心です。


はりまや橋


日曜市は野菜、お花、骨董やら刃物、もちろん食べ物も売られていて、様々な露天が軒を連ねています。観光客も多いのですが、地元の人が多く買い物に来ている感じです。道路の真ん中にでっかい棕櫚の木が植わっていて、南国の雰囲気です。歩いていくと彼方に天守閣が見えてきました。高知城です。NHK大河ドラマでおなじみ、山内一豊が建てたお城です。追手門から天守閣を見上げることができ、近く感じるのですが、やはりお城のつくりです。坂道と階段をぐるっと登らなければなりません。かなり蒸し暑くなってきていて、汗を拭き吹き、ようやく天守閣までたどりつきました。
天守閣の中にはいると、古くてひんやりとした佇まい。ハシゴのような急な階段をのぼると、てっぺんに出ます。最上階は8畳くらいの板間。ぐるりと欄干があって、高知市内を一望できます。涼しい風も吹いてきて、極楽気分w


高知城 追手門から天守を見上げる


城下町のカフェで一休み。友人はどうしても路面電車に乗りたいというので、県庁前からはりまや橋まで3駅分だけ乗ってみます。乗る電車も古い型にこだわり、写真を撮る車輌も厳選するという徹底振りで、はりまや橋の停車場で粘ること2、30分。鉄子さんの片鱗がうかがえましたw


高知市電@はりまや橋


半日観光を終えて飛行場へ戻ります。夕方の便に乗って福岡へ飛ぶのです。思えばプロペラ機に乗るのは、旅行先のノルウェーで衝動乗りしたw時以来、2回目です。ちょっとどきどきわくわく☆
搭乗口のゲートから階段を降り、徒歩で飛行機まで向かいます。周りを撮影する時間も取ってくれます。近くで見ると、本当に小さな飛行機ですが、シンプルで美しい機体をしています。左右2列ずつ、64席の機内は、新幹線の車輌みたい。手荷物入れが網棚のごとく、オープンなのです。「お荷物は足元に置いて下さい」と言われました。テーブルもありません。座席の肘掛の先から「コップ置き」が引き出せるだけ。封印された灰皿が往時を忍ばせます。

夕暮れ間近の高知龍馬空港にて


座席の「コップ置き」手前の小さな丸い穴のレバーを引くと、座席の背が倒れます


列車の網棚みたいな「荷物置き」


全員搭乗すると、タラップが機内へ引き上げられ、一つずつプロペラが回り始めます。「ぎゅいーん」という独特の回転音。あぁ、プロペラ機だぁ、ジェットエンジンとは全く違った音です。
離陸も滑走距離こそ短いものの、離陸の瞬間は結構Gが来る感じで、ふわり、というイメージではありませんでした。また上昇角度がゆるいので、ジェットのようにあっという間に高度が上がるわけではありません。思わず「上がれー、頑張れー」と心で応援してしまいますw
巡航高度は1万フィート(3000〜3300m)くらいなので、地上の景色や四国山脈が良く見えます。翼の向こうに赤く暮れて行く雲を見ながらYS-11はジェットの半分ほどのスピードで、ゆっくりと福岡を目差し飛んで行きます。福岡上空に着いた時にはすっかり夜になっていて、海辺の観覧車や港の照明や高速道路のネオンがとても綺麗。福岡空港は街中と言ってもよい所にあります。ビルがびっしりと立ち並ぶ上を舐めるように降りていくのはちょっぴりスリリング。
1時間20分のフライトを終えて福岡に着きました。明日もこの路線を往復して羽田へ戻ります。

YS-11福岡空港

青森でひたすらダベるw(4日目)

青森は北海道に比べて涼しい感じがしました。海が近いからか、雨模様だった所為かも知れません。
ホテルをゆっくり出て、3人で物産館アスパムへ行ってみます。うしとらで、うしおがポケバイで駆け下りた、あの建物ですねw
ガラス張りのピラミッド型した、かなり斬新なデザインの建物です。「開館20年」とあって、20年前、青函連絡船で賑わった当時としては画期的な建造物だったと思わせます。頼まれていたおみやげ物を買ったり、一角で演奏されていた津軽三味線にしばし耳を傾けたり、そのあと、ちょっと気になっていた善知鳥神社へ連れて行ってもらいました。想像していたより小さな神社でしたが、実は青森発祥の地に建てられた、由緒ある神社なのであります。
ここで雨に降られて、近くの喫茶店へ。取り留めの無いコトで何時間もダベる私達w 初めて会ったんですけど、Webではもうずいぶん長いことお話している所為でしょうか、や、Webではあんまり公に出来ない話題ばっかり話してるんで、実際に会って話す話題はちょっと選ばないと、周りの目が気になったりw


昼過ぎには青森を出発しなければなりません。さよならを言って、青森駅へ。青森駅前のバスターミナルはさすがの賑わい。十和田や秋田方面など、長距離のバスも多く出ています。ここからはスーパー白鳥とはやてを乗り継いで東京へ。はやては始発から終点まで乗るんだぁ、とちょっと乗りつぶしの感覚w
はやての中ではひたすら寝てた。。ふと目が覚めるたんびに、盛岡、仙台、那須のあたり。。。仙台の次がもう大宮、ってのが早すぎるw 行きはカシオペアで10時間近くもかけた道程が、はやてではわずか3時間とちょっと。


東京駅に着いたら、普通に月曜日の夜なワケですw 仕事帰りのおじさんたちに混じって、軽く晩ご飯。
帰ってきてみたら、やっぱ駆け足の旅だったなぁ。。結構列車に乗りっぱなし、という感じでしたので。でもカシオペアに乗れたのは嬉しかったです。カシオペアはオールA寝台ツインで、1人ではなかなか乗れませんので、付き合ってくれた同行の友人に感謝☆ 長年の、でも会うことのなかった友人にやっと会えたし。。
今度はゆっくりとした旅に出たいですね。お疲れ様でした☆

初めて札幌市内を観光したよ(3日目)

時計台@札幌


北海道に来るのはもう10回を数えてると思うけど、札幌には2泊しかしたことがありませんでした。というのも、新千歳に着くと、大抵南行きの列車に乗って、苫小牧から日高へ行ってしまうからですw 札幌なんて観光もしたことありません。なので、札幌中心地の観光名所を回ろう、というコトで、北海道庁と時計台を見てまいりました。
赤レンガ庁舎とも呼ばれる北海道庁旧本庁舎は、1888年に建設されたネオ・バロック様式で、重要文化財に指定されています。中央には八角形のドームが据えられ、七光星の道旗がはためいています。正面からはこじんまりとして見えるのですが、中はとても広く、天井が高いのです。外から見たとき3階建てかと思いましたが、2階建てだったのでした。黒光りする階段の手すりや、贅沢に使われている一本使いの柱や窓枠、古く、ひんやりとした佇まいが素敵です。中には北海道の開拓の歴史や、南樺太の生活の記録などを展示しています。



近くにはおなじみの時計台、「旧札幌農学校演武場」と正式には言うそうです。1878年札幌農学校の演舞場として建設されました。当時は時計台は無く、鐘楼があったのみだったそうです。その後、アメリカに注文した鐘楼付きの時計が到着したものの、かなり大きい機械だったため、建物正面を一旦壊して時計台を設置し、今の形になったのだとか。正面の屋根の下には赤い星のマーク。これは赤レンガ庁舎でも見ましたが、北海道開拓使のシンボルマークで、北極星をあらわしているのだそうです。サッポロビールの赤い星のマークもこれから取られてるんだって。一階は各部屋割りがこじんまりとして、教室のような雰囲気ですが、二階へ上がると、柱の無い広ーい一部屋の空間で、どこか教会の礼拝堂のような感じ。隅にはもう一つ時計が展示してあります。
時計台の周りはオフィスビルが立ち並び、全体で見るとあまり情緒のあるものではありません。日本三大がっかり名所にも数えられるそうですが、建設当時だって、開拓・近代化のシンボル、クラーク博士が伝えた西洋教育の実践の場であったわけですから、今も昔も街の中心である、という証拠ともいえるでしょうね。


さて、お昼すぎには青森へ向け列車に乗る予定です。でもお昼を食べるより雪印パーラーに行きたいのですw
で、友人と2人雪印パーラーで「夕張メロンパフェ」☆ う、まーい☆ しばし無言になって食べ続ける私達。。
この雪印パーラーこんな漢気あふれる?メニューもあったりするのですが、やっぱ北海道の雪印、クリームもアイスもとっても美味しいです。
ところで、「パーラーってどんなお店のことを言うんだろうねぇ」「フルーツパーラー、とは言うけれど、普通のカフェでは使わないねぇ」という会話があったのですが、どなたかご存じでしょうか?英語なのかな?綴りもわかんないよ。。


思えばずいぶん駆け足だった札幌観光ですが、お昼過ぎに特急北斗に乗って函館へ向かいます。始発駅なので自由席も楽々ゲットできました。しばし爆睡。気がつくと駒ケ岳が眼前に見えていました。以前函館からSL大沼号に乗ったときは、大沼公園で降りてしまったのですが、その先、山周り線の森駅辺りではこんなに雄大な山容が見られるんですねぇ。ちょっと感動。大沼、小沼の辺りの風景も好きです。冬は氷結していてまた風情があるそうです。
函館では乗り継ぎ時間が短くて、周りの雰囲気さえ知らぬまま、今度はスーパー白鳥に乗り換え。いよいよあと一時間あまりで青森です。
いつも青森は残念に思いつつも素通りしてたんですw 初めて会うWebのお友達もどんな人なのか気になります。
「これから青函トンネルに入ります」というアナウンスの後、列車はトンネル内へ、トンネル内はレールの継ぎ目が無いので、ちょっと飛行機に乗っているような騒音と雰囲気を感じます。でも、結構退屈なんですよね、トンネル。ドーバー海峡トンネルもそうだけど、ただ暗い所をガーッて走っていくだけなんだもん。最深部には青いイルミネーションが目印に点っているのだけど、通過するのは一瞬。同じく海底駅の通過も。あぁ、前来たときはここ歩いたんだよなぁ。。
青森側へ出ると、列車は森の中を抜けて行きます。青森、の名のとおり。や、津軽平野とか、雪に覆われた平原を想像するのですが、蟹田から青森までは、結構山がちというか、森を切り開いたような風景がずっと続くのです。


青森駅は行き止まり駅、ホームが幾つも並んでいて、向こう側には海が見え、そちらへ線路が続いているのが判ります。
すぐ真上に吊り橋の道路があり、これが青森ベイブリッジかぁ、しょぼいと聞いていたけれど、ライトアップされていて結構綺麗。
駅からホテルまで屋根付きの商店街を歩きます。アーケードの天井が高くて、道路も広く、目抜き通りという感じなのですが、一本横へそれると何となく侘しい、県都とはいえ、ちょっと寂しい街ではあります。何件もの店先に「今年のねぶたDVD入荷!」とあってびっくり。ねぶた終わって2週間でDVDが発売されるんだー。そして地元の人は皆買ってるんだろうか?
ホテルへ着いて、友人が電話をかけます。思いっきり部屋番号を間違えて伝えてるんですけどw 誰の部屋へ行かせるつもりだw
ほどなくして現れたお友達は、聞いていたよりずっと男前の人でしたw くるくるっと語尾が上がるような津軽のイントネーションが優しく、可愛らしい。
近くの居酒屋へ移動して、お魚と郷土料理の「ホタテの貝みそ焼き」をいただきました。大きなホタテの貝殻にのせたホタテの切り身を味噌と卵でとじ、ワケギのみじん切りを散らしたもの。この貝殻がすごく大きいのです。何でもこれ用の貝殻が売られているんだとか。お鍋でやるんじゃダメなの?「だってそれじゃ普通の炒り卵になっちゃうじゃない」。。ごもっとも。。w 青森では朝ご飯などにも普通に食べられているそうですが、とっても美味しかったです。ワタクシ炭酸飲料(つまりビール)はあまり飲めないので、五戸の地酒、菊駒をいただきました。すっきりした飲み口ながらフルーティな味わい。手酌で1合をゆっくりと。美味しゅうございました。

馬三昧@札幌(2日目)

Northern Horsepark


南千歳駅のホームも懐かしいのでした。 列車の中では吸えなかった煙草をぷかり、としながら、北海道の涼しい風をしばし堪能。
新千歳空港からだとパークまで無料シャトルバスがあるのですけど、この時間はまだダイヤがありません。時間がもったいないのでタクシーでパークへ向かいます。
この辺りは、札幌から列車でわずか30分ほどなのに、森がちというか、森を切り開いたゴルフ場やら牧場やらが点在する、北海道の原野風景が残るところです。しばらく走ると両側は一面の牧草地帯。


ノーザンホースパーク に着いた時は、まだ時間も早かったので、ちょっと調教見学台へいってみました。コースの向こうに厩舎が立ち並び、ウォーキングマシンが何台も動いています。林の中をハックしている馬がいましたが、早朝には多くの馬がコースを駆け抜けているのでしょう。
パーク内の馬場では、多分大学の馬術部でしょう、障害練習をしていました。低めの連続障害を無完歩あるいは一完歩で飛ぶ、ウチでは「うさぎ跳び」と呼んでいたヤツです。今では障害を飛ぶなんて考えられないけれど、記憶だけは確かで、ついつい口が出ちゃうw 誘導が悪い、とか、馬起こせー、とかw じゃぁお前やってみろ、って言われても、絶対無理☆なんですけどねw
同行の友人を馬に乗せたい、と思っていたのですが、なぜか私も乗ることになってしまい、えー、と思いながらもちょっとワクワクしたりw
乗った馬はクォーターのだいぶおじいちゃん。「結構重くてワガママですから頑張ってくださいねー」とインストラクターに言われる。マジ?
。。や、全くそのとおりでw ハミはブリティッシュだけどウェスタンの鞍というのも慣れなくて、というのもウェスタン鞍って前に座れない感じがしちゃうんですよねぇ。途中、軽速足の時に、あんまり前持ちすぎたらダメなんじゃないかと思いついて、ウェスタンのように手綱を離し気味にしたら割と歩いてくれましたが、駆け足出したらこちらがヘトヘトになりましたw 蹴っ飛ばすのは乗っていたから躊躇無いんですが、それで上体のバランスが崩れるともう後が続かなくって。。 やっぱブランクは厳しいものがありましたw
友人は並足で林の中をお散歩していた様子。遠目にちらりと見て、「おぉ、優雅じゃのう」と思いました。
下馬した後は大汗かいてへばっていたのですが、友人は涼しげな顔。この人京都の人みたい、っていつも思うw や、夏でも汗一つかかず、涼しげな顔をしてる人って、京都人のイメージありません?(間違ったイメージ)
今日は結構暑い日で、いつもならパドックに居るであろうトウカイポイントダイナガリバーも厩舎でお休み。クラフトマンシップの鼻面で遊ばせて貰いました。クォーターの仔馬が生まれたばかりで、お母さんと馬房にいるところも見てきました。


少し早めのお昼を園内で取って、シャトルバスでいったん空港へ。ここから快速エアポートで札幌へ行き、電車を乗り換えて、桑園、つまり札幌競馬場へ向かうのでありますw
札幌競馬場は3回目。コースも、建物の雰囲気もまさにローカル競馬場、という感じで私は好きです。東京、中山は広すぎる。土曜日なのでそんなに混雑もしていなくて、スタンドに座りながら適当に予想してレースを眺めて、のんびりと過ごしました。せっかくレンズ持ってきたのでレース写真もちょこっと。クローバー賞をレコードで勝ったイクスキューズ↓



2レース買って2つとも取りましたが、人気サイドの決着。プラス2000円なり。以前、函館では2万近く勝ったんだけどなぁw まぁ、旅打ちって楽しいですよw


ホテルまで北大を突っ切って歩けそうな感じだったので、適当にアテをつけて歩きます。どうやら農場の端っこの入り口を見つけて中に入ると、牧草地があって、とうきび(北海道だからねw)が植わっていて、牛が草を食んでいます。その向こうにはポプラ並木が。ポプラ並木は近くで見ると、想像していたよりずっと幹周りが太く、枝も力強く繁っていて、昨年の台風で片側が倒れてしまったなんて、どんなにすごい嵐だったんだろう、と思いました。夕暮れの農場を抜けて、また校舎の間を適当に歩いていくと、まるで外苑の周回道路のような、緑に覆われた道が。大学の構内を貫く道路なのですが、一般の人も歩いているし、ジョギングしてる人の横を高校生らしき制服の女の子が自転車で走り抜けて行きます。わぁー、なんていい環境の大学なんだ。。友人は感心しっぱなしで、もう一回ここで学生やり直したい、としきりに言っていました。ウチの大学も面白かったよ、昼休みの生協の前で牛が大暴れしたりして☆


ホテルで一息ついて、街中へ。札幌といえばラーメンか寿司かスープカレー、って王道を行こうとw でもラーメンは有名どころは殆んど東京でも食べられるので、スープカレーのお店へ行くことに。行ってみたのはススキノのショウリンというお店。スープカレーは初めて食べたのですが、スープとしても飲めるマイルドな味、そしてお野菜てんこ盛り。北海道ポーション(一人前の量が多い)に用心していましたが、とっても美味しかったです。


帰りは腹ごなしにぶらぶらと大通り公園へ歩きます。広い公園に花壇のお花のいい香り。噴水の周りは涼しくって、ライトアップされたテレビ塔も綺麗です。観光客も多いだろうけど、市民の憩いの場、という雰囲気でもあり、街のど真ん中にこういうのがあるのっていいよねぇ、と話しながらしばし涼みます。またぶらぶらと歩いていくうちに札幌駅。もう地下鉄乗るのめんどいから歩こうよ、ってなって、結局40分位歩いてホテルまで帰りました。


1日朝から馬尽くし、たくさん歩いて、お風呂入ったら速攻寝てしまいました。あぁ、寝台もいいけど、やっぱ広いベッドって良いね☆w