北海道2日目-美瑛の丘

ケンメリの木

美瑛駅で自転車を借りる時に思案した。普通のママチャリは1時間200円、電動機付き自転車は600円。
駅からYHへ行くにも結構な上り坂を車で上がったし、そこそこアップダウンの多い道のりとのことなので、やはり電動機付き自転車を借りることにした。明日山歩きなので自重、ということで。
駅そばの自転車屋のおじさんは、手書きの地図をくれ、とても親切に丘めぐりのポイントを教えてくれた。今まで何千人と説明してきたであろうが、さすがの客商売である。荷物も快く預かってくれた。


自転車を乗り出して「ぜるぶの丘」へ。ここもマリーゴールドサルビアなど、夏から秋のお花がたくさん咲いている。展望台からは十勝岳連峰、日産スカイラインのCMに使われた「ケンとメリーの木」が見える。
「ケンとメリーの木」は、昔、畑の境界の目印として植えられたものだそうである。ケンメリのCMが昭和48年でそれから35年経っているが、樹齢は90年近くあるのだそうだ。


丘の景色を堪能しながら、セブンスターの木、親子の木、マイルドセブンの丘などを周っていく。親子の木へ行く途中の登りはかなりきつく、電動機付きのありがたさを実感。ホントに後ろから押してもらってる感じなのね。

丘ではあちこちでジャガイモの収穫が行われている。ジャガイモをこぼれんばかりに積み込んんだトラックと何台もすれ違った。
今日も天気に恵まれ、風は涼しいが、じりじりと焼けるほどの日差しである。
北西の丘からは、パッチワークの畑の上を旭川空港へ下りていく飛行機も見ることができる。夜はその向こうに旭川の街の明かりを望む。
3時間ほどかけてゆっくりと周った。


自転車を返して、お昼ごはんは「おきらく亭」で。ポトフがお勧めの洋食屋さんで、美瑛の野菜や牛乳を使ったメニューが揃う。美瑛の野菜たっぷり、スパイシーなスープカレーをいただきました。


旭川へ列車で向かい、バスに乗り換えて旭岳温泉へ向かう。今夜の宿は「大雪山白樺荘YH」。山小屋の扱いだからか、層雲峡YHと並んで食事はボリュームたっぷり。ジョッキに注がれる生ビールが売りである。
お風呂は旭岳温泉のお湯で小さいながら露天風呂もある。


明日はちょっぴり早起きして、旭岳から裾合平、当麻乗越まで歩く予定。紅葉綺麗だといいなぁ。。