シーザリオ、アメリカンオークス優勝

JRAのサイトでアメリカンオークスのビデオ見てきたけど、強い勝ち方だったですねぇ。。テン良し中良し終い良し、のお手本のようなレース。3角で先頭に立ったのも持ったままで、「馬のペースに任せていたらああなった」と福永騎手が言っていましたが、余裕の脚色。直線が300メートルと短めなのは頭に入っていたようで、直線に向かう前、後続が差を詰めようとする一瞬前に追い出して、十分なセーフティーリードを保ったままゴールまで。たとえ直線で競りかけられても、あの余裕ならまず差されることはなかったでしょう。勝ち時計の1分59秒3も立派。レースレコードだそうです。
桜花賞前に中山で見たときも思いましたが、精神的にも強い馬なのでしょうね。なんにしても、アメリカで活躍したサンデーサイレンスの仔、自身も日本ダービー馬のスペシャルウィークの娘。アメリカでも人気出そうな馬ですよねぇ。


変則2冠馬のラインクラフトはマイル路線ということになるのかもしれませんが、秋華賞あたりでぶつかることになるのでしょうか。それとも別路線、海外遠征も視野に入ってくるでしょうね。ただ、3歳秋にG1使い込みをした牝馬は、それ以降あまり目立った活躍ができないような印象があるので、ダンスインザムードとか、スティルインラブとかね、だから大事に使って欲しいなぁ、とも思うのです。