アーキラボ展

六本木ヒルズで開催中のアーキラボ展を見てきました。
つくづく思ったのは、自分は「住」に関してすごく保守的なんだな、ということでした。
アートはアートであって、そりゃ建物のコンセプトなど、非常に面白いものもあったし、建築資材の進歩によって可能になった新しい建物のカタチ、というのも興味深いのですが、自分の生活に直接関わるとなると、やっぱ四角くて床が平らな方がいいわけですよw
エクステリアの部分ではいくらでも遊びがあってもいいのだけれど、日本みたいに建築基準が厳しいところでは無理だろう、という構造とか、バリアフリーって何?的な、突拍子も無いデザインには、「うーん、これは住みたくないねぇ。。」ってやっぱ思っちゃう。
わたらせさんも書いているけれど、後半になると、もう床が平らってだけでOK、って感じにw

自分の貧困な想像力とバックグラウンドでは、建築とアート、というテーマで思いつくのは、せいぜいウィーンのフンデルトヴァッサーハウス(市営住宅)くらいなのですが、ここには行ったことがあるのだけれど、確かにここも、すごく楽しい外観だし、住んでみたいと思わせるけれど、じゃぁ、住む人には優しいのかというと、100%そうではないんですよね。一応バリアフリーは考えられているみたいなんだけど、廊下のカーブが微妙に逆バンクだったりねw でも個々の居住空間(部屋のレイアウトや形、インテリアの部分)に関して言えば、すごくスタンダードです。実用とアートの着陸点としては、これがぎりぎり成功しているのかな、と思いました。

都市の模型展もみてきました。大東京ジーオーラーマー。自分ちがあってちょっと感動した。建物のデザインは全然違ったけどw平面の地図で見る感覚と、立体で見る感覚ってやはりちょっと違うんだなぁ、と思った。ある地点とある地点(例えば目黒、渋谷、品川)の間の距離感とか。土地の高低が再現されている所為かなぁ。

皆でご飯。ヒルズもそうだけれど、麻布十番周辺には、居酒屋さんぽいところが少ないのです。レストランとかカフェ、ならともかく、オフとかで皆で飲み食いするには向かないところかもしれません。でもちょこっとお話した広島お好み焼き屋はいいですよー。また機会があれば行きましょうw